『生涯現役』



8月になりました。学生の皆様は夏休み真っ最中、社会人の皆様は お盆休みが楽しみな時期ではないでしょうか。 技術屋集団コスモマンの一人「たかし」です。 事ある毎に「そもそもどうだっけ?」を考えます。 「初心忘るべからず」という言葉があります。 初心とは、  ①それをやろうと思ったきっかけ

 ②当初の志(こころざし)  ③なぜそれに取り組もうと思ったのか といった想いで、初心忘るべからずとは、何事においても慣れると慢心していまいがちですが、 始めた頃の謙虚で真剣な気持ちを、忘れずに常に持ち続けていかなければならないというものです。 思い立つと最初は想いが強いので、少々の難関があっても乗り切る事ができます。 世阿弥が能楽の修行について言った言葉だとされていて、皆様ご存じと思いますが、 実は世阿弥の言葉はもっと深く、繊細な意味があるそうです。 世阿弥が芸の神髄を書き連ねた『花鏡』の最後「奥の段」に出てくる言葉で  ①是非の初心忘るべからず  ②時々の初心忘るべからず  ③老後の初心忘るべからず と3つに分けられています。 「是非の初心忘るべからず。」は、 「未熟だった時の芸も忘れる事なく、判断基準として芸を向上させていかねばならない」という事。 「時々の初心忘るべからず」は、 「その年齢にふさわしい芸に挑むという事は、その段階においては初心者であり、未熟さ、拙さがある。 その一つ一つを忘れてはならない」という事。 「老後の初心忘るべからず」は、 「老年期になって初めて行う芸というものがあり、初心がある。 年をとったからもういいとか、完成したとかいう事はない」という事。 初めての事に取り組む新鮮な気持ち、初々しい気持ちも大切ですが、 自分の未熟さ、未熟だった頃を忘れない事も大切です。「老後の初心」は定年を前にした世代の方にも 当てはまると思います。 3つの初心忘るべからずは新人・中堅・ベテランの世代問わず、仕事や人生にも通じる考え方であり、 「初心」は一生続くのだと思います。 休みが取りやすいこの時期、ご自身を改めて見直し、初心に帰っては如何でしょうか。 それでは今月も「ご安全に!!!」


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