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スマート工場アカデミー<36時限目>

  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

6月に入り、気温や湿度も上がり始め、工場設備にとっても厳しい季節となってきました。

特に高速で稼働するロボット設備では、わずかな条件変化が停止や品質不良に繋がることもあります。現場では「止めないこと」が重要視されますが、その裏には設計・制御・据付・調整の積み重ねがあります。


技術屋集団の一人「たかし」です。

今回は、我々コスモ技研が現場で培ってきた「高速動作ロボット設備」の考え方やノウハウについて、一部をご紹介します。


ロボットの高速化というと、「ロボット本体の性能を上げること」と考えられがちですが、実際にはそれだけでは成立しません。

むしろ重要なのは、設備全体のバランス設計です。


例えば、高速搬送を行うラインでは、コンベヤ速度・ロボット加減速・センサー応答・PLCスキャンタイム・通信周期など、複数の要素が密接に関係しています。

どれか一つだけを速くしても、別の部分が追従できず、停止や位置ずれ、チョコ停の原因となります。


また、高速動作では「停止復帰」も非常に重要です。非常停止後や侵入検知後に、トラッキングデータや位置情報をどのように再同期させるかによって、復旧時間や不良率は大きく変わります。弊社では、単純な動作制御だけでなく、

「止まった後にどう安全かつ素早く復帰させるか」まで含めて設計を行っています。


さらに、実際の現場では理論通りにいかないケースも少なくありません。

振動、ワークのばらつき、エア圧変動、ケーブル引き回し、温度変化など、小さな要因が高速化時には顕著に現れます。

そのため、弊社は現地での実機確認やデータ解析を行い、安定稼働へ繋げています。


設備は「動けば良い」ではなく、「長く安定して動き続ける」ことが重要です。

これからも現場目線を大切にしながら、

高速・高品質・高安定な設備づくりに取り組んでまいります。

高速設備は、単なるスピード競争ではなく、全体最適と安定性が重要です。

コスモ技研は今後も、現場で培った技術力を活かし、お客様に貢献してまいります。


今月も読んで下さった皆様に心から感謝します。

それでは今月も「ご安全に!」


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