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スマート工場アカデミー<33時限目>
春の足音が少しずつ聞こえてくる3月。年度末で現場も慌ただしく、設備の立上げや改造工事に追われている方も多いのではないでしょうか。 技術屋集団コスモマンの1人「たかし」です。 私もFAエンジニアとして、図面やラダーとにらめっこの日々です。 今回は、改めて 「今と昔のPLC制御の違い」 について、 お届けしたいと思います。 かつてPLCといえば、盤の中に鎮座する 『ブラックボックス』 のような存在でした。代表的なメーカーでいえば、三菱電機のMELSECシリーズや、オムロンのSYSMACなど、機種ごとの思想が色濃く、プログラムはラダー主体。外部との通信も限定的で、設備単体で完結する設計が主流でした。職人肌の先輩が、経験と勘でタイマ値を決め、現場で微調整する・・・そんな世界です。 一方、今のPLC制御は大きく様変わりしています。 Ethernet/IPやCC-Link IEなどの高速ネットワークが標準化 され、PLCは『装置の頭脳』であると同時に『工場全体のノード』でもあります。 上位のMESやERPと接続し、データ収集やトレーサビリティまで視野に入れた


『スマート工場アカデミー<32時限目>』(2026.02.02)
2月は、年始の慌ただしさが落ち着き、気持ちや仕事の流れを整えるのにちょうど良い時期です。 今年やりたいことが少しずつ形になり始める一方で、課題や迷いも見えてきます。 だからこそ今月は、無理に前進するよりも足元を見直し、小さな修正を重ねることが大切。 技術屋集団コスモマンの一人『たかし』です。 春に向けて力強く踏み出すための、準備を各所で行っています。 今回は 「製造業DX」 についてお届けします。 製造業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)は、必要性が叫ばれる一方で、 なかなか進まないのが現実です。その背景には、いくつか共通した課題があります。 まず多いのが、 現場とITの分断 です。製造現場は日々の生産を止められず、 「変えること」そのものに強い抵抗があります。一方でIT側は効率化や標準化を求めるため、両者の意識や言語が噛み合わず、DXが現場負担として受け取られてしまいます。 次に、 データはあるが活用できていない問題 です。設備や生産のデータは取得していても、 EXCELや紙帳票に分散し、可視化するだけで終わっているケースが少なく


2026年1月ブログ『謹賀新年:午』(2026.01.01)
あけましておめでとうございます。 皆様におかれましては、素晴らしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 技術屋集団コスモマンの一人『たかし』です。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 今年は 「丙午(ひのえうま)」の年。 古くから丙午は、強い火のエネルギーを持ち、物事が一気に転じる年といわれてきました。 停滞を打ち破り、新しい流れを生み出す・・まさに “生まれ変わり”を象徴する一年 です。 製造業を取り巻く環境も大きな転換点にあります。 人手不足、コスト高、品質要求の高度化等。その一方で、スマートファクトリーやDXの進展により、工場はこれまでにない可能性を手にしつつあります。 設備単体の自動化から、データを軸にした全体最適へ。 現場の経験とデジタル技術が融合することで、工場は進化を続けて行くでしょう。 この変化の中心にいるのは、やはり我々コス技研の様なエンジニアです。 センサーの値一つ、ログの一行が、品質を守り、生産性を高め、働き方そのものを変えていく。 DXとはツール導入ではなく、 エンジニアの知恵と現場力を、次のステージへ引き上げる取り


『スマート工場アカデミー<31時限目>』(2025.12.01)
工場の灯りが年末の街を照らし、ものづくり企業にとって振り返りと展望の季節がやってきました。2026年を目前に、 産業用ロボットを活用した自動化・省人化 はますます重要性を増しています。 特に国内の製造業では、スマートファクトリー化のニーズが高まり、ロボットシステムに求められる役割も大きく進化しました。寒さ厳しい12月ですが、未来の工場を支える技術は、力強く前進し続けています。 技術屋集団コスモマンの1人「たかし」です。 技術の進歩に負けない様に自己のスキルも上げたいと思います。 日本のロボットメーカーが開発する産業用ロボットは、 精度・耐久性・安全性 の面で世界市場をリードしています。これまでは自動車産業を中心に活用されてきましたが、現在では食品、化学、医薬、物流など、あらゆる分野へ導入が広がっています。 そして近年、単なる自動化設備ではなく 「スマートファクトリーの主要要素」 としてのロボットシステムの価値が注目されています。AI制御、Iot連携、人と協働する協働ロボットなど、日本製ロボットの可能性はさらに拡大しています。 我々コスモ技研は、産
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